曖昧な関係

 

曖昧な関係 (銀座メゾンエルメス フォーラム)に行ってきました。

3人のアーティストの作品がエリアごとに分かれて展示されています。

ナイル・ケティングのインスタレーションはイタリアの哲学者、マリオ・ペルニオーラ著「エニグマ」(1990年)を引用してモノ化していく人間と、パンクカルチャーの「未来のなさ」、「何も感じないこと」に共鳴しているとのことでした。

 

異化(日常にあるものを非日常に見せる手法)を「モノ化」の視点から考察するというと硬い感じがしますが、一見、無秩序に置かれた生活用品(家電など)からパンクが流れている。椅子や壁には鋲や安全ピンが刺さっているというキャッチーな展示でした。

 

展示の一環とはいえ、銀座エルメスの壁にデッド・ケネディーズの曲名が書いてあるのにはテンションが上がりました。

 

ベルンハルト・ショービンガーのジュエリー。

 

香水瓶のブレスレット (2015)

 

スプーンとレンズのチェーン (2013)

 

ネジと欠片のネックレス (2015)

 

アンヌ・ロール・サクリストのインスタレーションです。

ルーヴルに所蔵されている絵画、「サンロマーノの戦い」を抽象的に立体化、その過程で京都の石庭のイメージを重ね合わせたとのことです。

 

天井まで伸びている竹は兵士のもつ槍のイメージだと思われます。

 

カンヴァスの上に水の入った小さなグラス。

 

青木美歌さんの、植物の細胞に着目したガラス作品(ポーラミュージアムアネックス)。

非常に繊細な作品ですので、機会があれば実物を観てみてください。製作過程の映像も見られます。

 

大正10年オープンの新宿「王ろじ」でカツサンド、王ろじ漬けとビール。

たまらない組み合わせなので、是非試してみてください。ボリュームがあるので空腹で行くのがおすすめです。新宿伊勢丹のすぐ近くにあります。

 

インフルエンザが流行ったり、アウターが予想できない日が続いたりと疲れやすい季節ですが、みなさん体調は大丈夫でしょうか。休みの日は好きなものを身に付けて好きな場所に行き、ぼーっとする。あと、たくさん歩くとごはんが美味しいですね。

皆さん今週も1週間おつかれさまでした。